- Googleアドセンスの審査に落ちてしまった
- 審査のポイントは?
ブログを初めて最初に訪れる壁が Googleアドセンスの審査。
ツイッターでは審査合格の報告が流行るほど一般化していますが、残念ながら審査で落ちてしまう方もいます。
審査にはチェックポイントがあります。
もし落ちても何度でも申請が可能なので、審査のポイントを確認して合格を目指していきましょう。
この記事を書いてる人
本業と副業メディア運営の経験を活かして、悩みを解決していきますね。
目次
Googleアドセンスとは
Googleアドセンスとは、Googleが用意したネットワーク広告で「自分のサイトに広告を掲載することで収益が得られる」無料サービスです。
Googleアドセンスの利点
Googleアドセンスの利点は大きく2つです。
コードを1箇所にコピペするだけ、でOK
WordPressだとAdsense設定用のプラグインも多くありますが、どの手段を使ったとしても、設定に必要なのは「コピペ1回」で作業完了です。
記事を書くことに集中できる
Googleが言うメリットとしてはこちら。
簡単に言うと、どんな種類の記事だとしても、自動的にGoogleが内容に沿った広告を表示してくれるので、記事ごとに「どうマネタイズしよう?」を考える必要がないです。
つまり、「ユーザーに価値のある情報」さえ書いていればOKという状況になります。
Googleアドセンスの審査とは
利点は上記の通りですが、Googleアドセンスには「簡単な審査」があります。
広告に関係するプレイヤー
Googleアドセンスも広告なので、「広告主」「Google」「ブログ運営者」「読者」と4人の関係者がいます。そしてこの4者がみんな有益な状態になることが望ましいので、その観点含めて審査があります。
審査を通すための方法は以下から書いていきますので、まずは「審査あるんだ」と頭に入れましょう。
Googleアドセンスの事前準備
Googleアドセンスを利用するためには、まず「審査のためのWebサイト(ブログ等)」です。
ブログは「アメブロ」「はてぶ」などもありますが、外部ブログでは広告を貼れないブログも多いので、独自ドメイン+レンタルサーバーでWordpressブログを作りましょう。
独自ドメインを用意
独自ドメインとは「yahoo.co.jp」のように、URLの最初の部分です。
自分のブログの「住所」のイメージで、同じものは全世界で1つしか取れません。
お名前ドットコムなどで、お気に入りの住所を取得しましょう。
取得方法が分からない場合は以下参考にしてください。絶対できます。
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お名前ドットコムでのドメイン取得方法を9枚の画像付きで徹底開設!
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レンタルサーバーを用意
レンタルサーバーは「家」のイメージで、ブログが置かれる場所です。
「サーバー」と聞くと難しく聞こえますが、慣れると10分でも出来ちゃいます。
エックスサーバーなどで、早速用意しましょう。
取得方法が分からない場合は以下参考にしてください。絶対できます。
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エックスサーバーの契約方法を19枚の画像付きで徹底開設!
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Googleアドセンスを通す7つの審査ポイント
独自ドメイン+レンタルサーバーでブログが用意できたら、審査ポイントをチェック。
Googleは「コレやれば絶対OK」と言っていないですが、これらが網羅できていれば間違いなく通るはずです。(ブログ10年以上やっているので自信あり。)
①ポリシー違反しない
Googleは広告についてのポリシーを用意しています。
色々書いてあるので難しく感じますが、基本的なことしか書いていません。
一度サッと見たほうがいいですが②〜⑦を意識すれば問題ないので、落ちてしまった時に確認するでもOKです。
②禁止コンテンツは作らない
Googleは「禁止コンテンツ」を定義しています。
ここに違反している場合は該当箇所を削除するしかないので要チェックです。
- 違法なコンテンツ
- 知的財産権の侵害
- 絶滅危惧種
- 危険または中傷的なコンテンツ
- 不正行為を助長する商品やサービス
- 不適切な表示に関連するコンテンツ
- 悪質なソフトウェアまたは望ましくないソフトウェア
- 露骨な性的描写を含むコンテンツ
- 国際結婚の斡旋
- 家族向けコンテンツに含まれる成人向けのテーマ
- 児童の性的虐待と性的搾取
詳細は以下を見てみよう
①②はGoogleがルールを明確に出しているものです。
次の③からはGoogleが「こうしろ」とは基本的に言っていないものです。
ただ過去落ちた方の状況や、対応後の合格状況からして、Googleが審査ポイントとしている可能性は高いので用意してからの審査が確実です。
③価値ある独自コンテンツを用意する
「価値あるコンテンツ」を用意しましょう。
・・・って何?となりますよね。
簡単に言うと、
「ただの日記」「誰も検索しないような内容」「500文字とかの記事」はNGです。
例えばこの記事は「Google アドセンス 審査」と検索するユーザーをターゲットに記事を書いています。「検索キーワード」に対応する記事を書いていけばOKです。
④10記事超えてから申請する
Googleがブログを審査する時、1記事や2記事だと、「誰向けのサイト?」「どういう内容のサイト?などが分からないですよね。
そうなると審査OKか判断しづらいので「一旦NG」にしようとなってしまいます。
本ブログは5記事の時点で審査通過しているので必ずしも10記事が必要ではないですが、大体10記事あれば方針は出てくるので、参考に10記事程度作ってから申請しましょう。
⑤お問い合わせフォームを用意する
Googleは2019年あたりからサイトの「専門性」「権威性」「信頼性」を重要視しています。
この信頼性を担保する手段として、お問い合わせフォームがあるとベターです。
WordPressでは「Contact Form 7」などのプラグインを使うと5分で作れるのでサクッと用意してしまいましょう。
⑥プライバシーポリシーを用意する
(本ブログでは作ってないです)
が、プライバシーポリシーがあるとより「信頼性」を高められるため用意しましょう。
プライバシーポリシーは基本的に書く内容が一緒なので、Googleでサンプル等探せば簡単に作れます。
もし落ちてしまった場合、こちらを用意しましょう。
⑦運営者情報を用意する
(本ブログでは作ってないです)
こちらも⑥同様に「信頼性」を高めるための対応です。
簡単なプロフィールや、個人か法人なのか、等で問題ないので落ちた場合は対応しましょう。
※個人情報を書く必要はないです
Googleアドセンスに落ちた場合
7つの審査ポイントを網羅していれば基本的に落ちることはないはず。
また、落ちてしまっても焦る必要は全くありません。
何度でも審査提出が可能ですし、過去に落ちたからと言って、それがマイナスになることもないので気になる点を直した上で合格まで最申請しましょう。
Googleアドセンス合格後の注意
Googleアドセンスに無事通った後にも注意点があります。
以下のような「Google広告の貼り方」をしていると、ペナルティを食らったり、最悪の場合停止されてしまう可能性もあるので目を通しておきましょう。
禁止されている貼り方
以下NGとされているので気をつけましょう。
違反ギリギリのことをして一時的に収益が上がっても、ユーザーは「なんだこのサイト」って思い再訪問してくれなくなりますし、その行動がSEO上もマイナスです。
中長期のサイト価値を毀損しないように広告と付き合っていきましょう。
・誤クリックの回避
・誤クリックの誘導
・広告の不自然なアピール
・誤解を招く見出しの下での広告配置
・スクロールしなければ見えない位置にコンテンツを配置したサイト レイアウト
・画像と広告の並列配置
・広告フォーマットに似せたコンテンツ
・報酬の提供
・広告と Flash ゲームの間隔
Googleアドセンスはなくても良い
最後に、1つの考え方として「Google広告無し」もありうるので頭に入れてください。
どちらを取るか自分で判断していきましょう。
Googleアドセンスの収益割合は10%もない
ブログで1万円以上の収益がある場合、大体の場合アフィリエイトをやっています。
そして個人の感覚にはなりますが、収益のうち、Google広告の割合は10%ない(正直5%もないと思います)のが現実です。
アフィリエイトの方が稼げる
扱う商材にもよりますが圧倒的にアフィリエイトのほうが稼げます。
どっちの収益性が高いのかは通常EPC(1クリックあたり収益)で見ますが、どこの領域でもアフィリエイトが圧倒的になるかと思います。
その場合、Google広告を貼っていて、そちらにユーザーが流れることでアフィリエイトのクリックが減る可能性もあります。
両方やってみて、データを見て決める
僕の本業サイトと、副業ブログの実績から言うと、「Googleアドセンスを貼っても、明確にアフィリエイト売上が減る」ことは見えなかったので両者使ってますがサイトによって状況は異なります。
ニッチなサイトで高単価なアフィを目指すほど、Googleアドが収益の邪魔になる可能性もあるので、両方使ってみた後にしっかり検証することは忘れないようにしてください。
ブログを収益化しよう
Googleアドセンスの審査を通すポイントは分かりましたでしょうか。
最後に書いた通り、Adsenseはマイナスにもなりえますし、最適な収益化手段はサイトによって異なります。
自分のサイトに来てくれたユーザーの属性やPVを、どうやれば売上最大化できるかしっかり考え、ブログを副業として成長させていきましょう。