
- title(タイトル)タグって何?
- SEOやCTRを意識したtitle作りが分からない
ブログではtitle(タイトル)のつけ方が非常に大事、でもコツが分からない人も多いと思います。
titleは30文字程度と短い文章ですが、ここに魂を込めないとせっかく作った記事も、
- Googleにヒットしない(titleは順位に影響)
- クリックされない(CTRにも影響)
状態となってしまいます。
ブログのSEOとして非常に重要な要素であるtitleのつけ方。
この記事では「SEO」と「CTR」、2つの視点からベストなtitleのつけ方を解説していきます。
この記事を書いてる人

本業と副業メディア運営の経験を活かして、悩みを解決していきますね。
titleとは
まずはtitleとは、から理解しましょう。
titleは「Google検索結果」上で表示される上記赤枠の部分のことです。
titleタグの内容が表示されるのは「Google検索結果」のみであり、ブログのページ上には表示されません。
titleの役割とは?
titleの役割は名前の通り「ページのタイトルを表すこと」です。
「サイト内容を適切に伝える」以外にも「SEOで検索上位を取る」ためにも非常に重要な要素です。
詳しくはこの後に説明していきます。
titleの重要性とは
titleはユーザーがGoogle検索した時始めに見る「検索結果」上に表示されるため、サイトの入り口となります。
サイトのコンテンツがどんなに素晴らしくても、入り口が怪しければ誰も入ってこないので、とても重要なものです。
また、titleの重要性としては「SEO」「CTR」2つの視点があるのでそれぞれ解説します。
SEOとしてのtitleの重要性
現在インターネットの検索は90%以上がGoogle経由になります。
そのため、Googleにページを正しく評価してもらう必要がありますが、Googleはtitleタグを見てサイトがどういうページなのかを判断しています。
titleの内容がページ内のコンテンツと違っていれば評価されないですし、titleに含まれていないキーワードは(基本的に)ヒットしません。
そのためSEOとして基本であり一番重要な要素でもあるのでしっかり時間をかけて考えましょう。
CTRとしてのtitleの重要性
CTRは「Click Through Rate」の略で、「クリック率」のことです。
Google検索結果の「クリック数」を「ユーザーに見られた回数」で割った数字がCTRになります。
CTR計算例
- 100回表示されて
- 5回クリックされると
- CTRは5%
まずはGoogle検索結果上位を取りユーザーの目に触れることが最重要ですが、上位に掲載されてもクリックされなければサイト流入はありません。
titleのつけ方1つでCTRは大きく変わるので基本を理解しつつ、自分なりに改善を繰り返すことが重要です。
SEOとCTR2つの視点で考える必要がある
このようにtitleはSEOとCTRの2つの視点で検討が必要です。
何千文字となる記事を30文字に凝縮する必要があるので、面倒くさがらずしっかり考え抜きましょう!

SEO対策としてのtitleの付け方
SEO対策としてのtitleのつけ方は以下3点を意識しましょう。
キーワード含める
一番重要なことは「記事のターゲットキーワードを含める」ことです。
この記事の例だと以下となります。
- ターゲットキーワード:「title seo」
- タイトル:「titleタグのつけ方とは?SEOとCTRを意識した設定方法」
キーワードの位置
ターゲットキーワードが複数語になっている場合、可能ならそれぞれ近づけた上、文章の前半にあることが好ましいです。
ただ上記2つ満たそうとするあまり不自然な日本語になる場合、気にしすぎないようにしましょう。
本記事では以下のようなtitleも考えたのですが、文章のまとまりやCTRを考えたうえで今回変更しております。
(ボツ案)位置だけで見ると以下が良いかも
SEOに効くtitleのつけ方とは?CTRも意識した設定方法を解説
(採用案)CTRと文章のまとまりを考慮し以下にした
titleタグのつけ方とは?SEOとCTRを意識した設定方法
キーワードが頭にあるほど重要視される傾向は昔より最近弱くなってきたので、その点から「キーワードの位置」よりも「タイトル全体のまとまり」を取った形です。
関係ないキーワード入れない
逆にtitleには「関係ないキーワード」を入れないことが重要です。
titleの中の「キーワードの割合」は重要で、関係ないキーワードが入ると「重要キーワードの割合」が下がります。
記事の内容を簡潔にまとめることが重要ということです。
ユニークにする
同じサイトの中でtitleが同じページは存在してはいけません。
Googleが重複ページと判断してしまうのでNGです。
また、全く同じでなくても、「ターゲットキーワードが同じ記事」も複数あることはよくありません。サイト内での評価が割れてしまうので「ターゲットキーワードが同じ」場合は1つの記事にまとめましょう。
CTR(クリック率)を高めるtitleの付け方
次にCTR改善のためのtitleのつけ方を解説していきます。
30文字を目安
titleは上記Google検索結果上で使われますが、およそ30文字程度まで表示され、残りは「...」で省略される形になります。
30文字前後というのは、Google側の変更で多少前後することがあるので目安の数字となります。
どんなに良いtitleをつけても切れてしまって意味が通じないと勿体ないですよね。
そのため「実際にPC/SPで表示される文字数」を確認した上で、「出来るだけ重要キーワードは文頭」に持ってきたうえでtitleをつけることが重要です。
引きのある文章にする
30文字前後に収めつつ「引きのある文章にする」ことが重要です。
コピーライティングスキルとなるので経験を積む以上にないですが、Google上位にいるサイトや、コピーライティングの本を読むなどでスキル上達を目指しましょう。

数字を含める
titleに数字が使われているとCTRが上がります。
具体的には以下のようなtitleです。
- SEO効果の高い5つのtitleのつけ方〜
- 2020年最新!SEO titleのつけ方〜
また、「○つの方法」など使う場合、「3,5,7」がおすすめです。
「3,5,7」はマジックナンバーと言って人間が注意を引きやすく覚えやすい数字なので、無理やりにならなければこの数字に収めるのがベターです。
【】など記号を使う
一言アピールポイントを文頭や文末に置くことも効果があります。
- 【超簡単!】SEO効果の高い5つのtitleのつけ方〜
- 【2020年最新】SEO titleのつけ方〜
こんなイメージです。
ですがもちろん意味のないテキストが増えるとSEO視点ではややマイナスにもなるので、それ以上のCTR改善効果が見込める場合に使っていきましょう。
信頼性を高める言葉を含める
例えば、ショッピングのアグリゲーションサイト(複数サイト情報をまとめたサイト)であれば、「Amazonや楽天の情報を網羅」のように記載することで信頼性が高まります。
※上記の場合「Amazon」「楽天」がショッピングで権威性あり信頼性ある言葉
不動産関連であれば、「住友」「野村」「三井」等が一般的に知られており安心感のある言葉ではないでしょうか。
もちろん扱っていないのに書く虚偽はNGなので、サイト内にある情報で権威性・信頼性が高い言葉を含めるよう意識するのが良いですね。
titleは何度も改善して最適化しよう
titleのつけ方について、考慮すべきポイントは分かりましたでしょうか?
SEOとCTRの視点をバランスよく取り入れたtitle検討が重要ですが、titleに正解はありません。
検索するキーワードによってユーザー層や検索意図が異なるため、この記事で話した内容はベースとしつつも、「ターゲットキーワードで検索する人の検索意図」を想像することが重要です。
記事の順位が安定してきた後はtitleのつけ方を変更するだけで順位やCTRの変化が見れるようになるので、落ち着いた記事は改善していきましょう。
title1つでブログのクオリティは大きく違ってくるので、SEOだけでない視点で考えられるようになりましょう。