
- meta description(メタ ディスクリプション)って何?
- SEOメリットや書き方・設定方法が知りたい
ブログ設定の基本の1つであるmeta description(メタ ディスクリプション)ですが、聞いたことある程度で、具体的にどのように書けば分からない人も多いのではないでしょうか。
descriptionはGoogle検索結果上に表示されるタイトルの下の説明テキストですが、実はSEO上のメリットよりもCTR改善に大きな効果を持ちます。
この記事ではdescriptionの目的から、SEOメリットやCTR改善効果について解説していきます。
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本業と副業メディア運営の経験を活かして、悩みを解決していきますね。
目次
meta description(メタディスクリプション)とは
まずはmeta descriptionについて理解しましょう。
meta descriptionとは、「Webサイトの概要を記述するテキスト」ことで、上記赤枠のように「Google検索結果上」に表示されるものです。
ユーザーが検索結果上でどのサイトをクリックするかは「タイトル」「description」の2つを見て判断するので非常に重要なテキストになります。
タイトルは短くサイト内に「自分の欲しい情報があるか」判断するには難しいです。
そのため、descriptionに「あなたほ欲しい情報があります」と伝えられるかは非常に重要ですね。
meta descriptionのSEOメリットとは
結論から言うと、meta descriptionでのSEO順位改善はあまり大きくありません。
順位改善には大きな効果なし
過去は「metaのtitle/description/keywords」はmeta TDKを呼ばれ、Googleがサイト順位を決定する主要要因として使われていました。
keywordsに関しては今や全く機能していなく、むしろ設定することでライバルに狙っているキーワードを教えることになるので設定しないことがおすすめです。
descriptionはkeywordsほどではないですが、昔に比べあまり効果がない状態です。
ただサイト内のキーワードをしっかり含めることは基本なので、他サイトと相対的にマイナスを受けないためにもしっかり考えて設定しましょう。
CTR改善によるアクセスアップ
SEOの順位改善の効果としては大きくないですが、CTR改善に大きな効果があります。
CTRは「Click Through Rate」の略で「クリック率」のことです。
Google検索結果の「クリック数」を「ユーザーに見られた回数」で割った数字がCTRになります。
CTR計算例
- 100回表示されて
- 5回クリックされると
- CTRは5%
SEOの順位が変わらなくてもCTRが1%と2%では2倍の流入となります。
SEO順位を上げるためにはコンテンツの追加・改善によってサイト全体が評価され、少しずつ上がっていくものですが、CTRは変更してすぐに速攻性があります。
そのため、ある程度記事ができてきたタイミングでは、CTRのABテストがおすすめです。
どういう文章の書き方、キーワードを含めるか、などでCTRは大きく変わってくるので仮説を立ててdescriptionの改善テストをしてみましょう。
新規記事の積み上げも重要ですが、直近の数字をあげたい場合は今ある記事CTRを高めましょう。
(ただ、順位が上がってきた記事をテストしたほうが効率は良いです。直近数字にこだわらず、長期間で数字上げればOKという方は、CTRテストは後でも全然大丈夫です。)
meta descriptionの書き方は?
meta descriptionは以下2つ意識して作成しましょう。
サイト内容を簡潔に
検索ユーザーは何か情報を知りたい・悩みを解決したいからGoogle検索しています。
多くのサイトから選ぶ基準は「知りたい情報があるかどうか」です。
そのため、descriptionで「あなたの欲しい情報がここにあります」を簡潔にまとめてあげましょう。
文字数
Google検索結果上ではdescriptionのすべてが表示される訳ではありません。
- PCは120文字
- SPは50文字
程度までが表示され、残りは「...」で省略されてしまいます。
そのため、ページ内にどういう情報があるかを示す重要なキーワードはなるべく文章の前半にもってくるようにしましょう。
キーワードを含める
検索キーワードの文字はdescription上で「太字」で表示されます。
キーワードが含まれていてdescription上で太字の割合が増えると単純に目立つのでユーザーの目につく可能性は高くなります。
同じキーワードを何度も使いすぎるのも良くないですが、バランスよく書きましょう。
meta descriptionの設定方法
meta descriptionは以下の方法で設定します。
<head>に設定
htmlの<head>内に以下タグを設置することでmeta descriptionを設定できます。
<meta name="description" content="★ここにdescriptionを設定★">
WordPressで設定する方法
上記のようにhtml内に設定をしますが、Wordpressでは直接htmlを修正する必要はありません。
WordPressのテーマによりますが、記事投稿画面の下に「description」に設定枠があるはずです。
ここにテキストを入れることで、自動的にhtmlの<head>内にmeta descriptionが埋め込まれる仕組みになっているので、Wordpress利用者はhtmlなど細かいことは気にせず上記に設定すればOKです。
meta descriptionがない場合
meta descriptionの設定を忘れてしまった場合、「Googleがサイト内の一部文章を自動的に選択して表示」されます。また、タイミングによって変わってしまうこともあります。
そのためGoogle検索結果上でdescriptionが空表示になることはありませんが、サイト内文章の一部だとページの全体像も分からないのでCTRは非常に低くなってしまいます。
descriptionの短い文章にまとめるのが苦手という方も多いですが、titleとdescriptionはCTRに大きく影響するのでページ内の本文同様魂をこめて書きましょう。
meta descriptionでアクセスを増やそう!
meta descriptionの目的やメリット等は分かりましたでしょうか?
SEO効果としては以前より影響少なくなったとはいえ、CTRに大きく影響する項目です。
titleとdescriptionに1時間かけるという人もいるくらい重要な内容です。
ユーザーが欲しい情報はなにか、の仮説を持ち1つずつテストし改善していきましょう。