
- meta keywordsとは?
- SEO上の効果はあるの?
ブログの設定のうち、よく目にするmeta情報は「title」「description」「keywords」の3つですが、「keywords」がどういう役割を担っているか分からない方も多いのではないでしょうか?
そんな方に向け、本ページではkeywordsの目的やSEO上の効果について解説していきます。
一緒に勉強していきましょう。
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本業と副業メディア運営の経験を活かして、悩みを解決していきますね。
目次
meta keywordsはSEO影響なし
結論から書くと、現在 meta keywords にSEO効果はなく設定不要です。
昔はmetaのtitle/description/keywordsはTDKと呼ばれ、SEO上の重要な要素となっていました。
titleに関しては現在もSEO上非常に重要な要素であり、descriptionも検索結果上のCTR(クリック率)に影響ありますが、keywordsは影響ありません。
Googleも「サポートタグ」から meta keywords を明確に除外していますので、meta keywordsがあってもなくても影響ないことは間違いありません。
※Googleがサポートしているタグは以下となります。
https://support.google.com/webmasters/answer/79812?hl=ja#
keywordsに関しては上記のように「使わない」と理解できればOKですが、過去どういう役割を果たしていたかを学ぶことで、Googleの評価ロジックも見えてきますのでどういうものかを理解しておきましょう。
そもそもmeta keywordsとは?
meta keywordsの役割は、Google等検索エンジンに対し、ページ内にどんなことが書かれているかを「キーワード」として分かりやすく伝えることです。
「キーワード」と本文の内容を見て、Googleはページを評価するので過去重要な役割をもっていました。
meta keywordsの書き方
htmlの<head>内に以下タグを設置することでmeta keywordsを設定できます。
<meta name="keywords" content="★ここにkeywordsを設定★">
キーワードは「カンマ区切り」で複数記載することができます。
meta keywordsの数
キーワードの数は10個以内、できれば重要なキーワードを「5個程度」設定することがおすすめとされていました。
重要なキーワードを設定し、当該キーワードについてのコンテンツをまとめることで、当該キーワードを狙うことが出来る仕組みでした。
meta keywordsがサポート外となった理由
過去重要だったkeywordsがサポート外となったのは以下2つが大きな理由です。
キーワードが悪用された
検索順位をつける影響度が高すぎたこともあり、本文上にコンテンツが少ない(またはない)状態でも、meta keywordsにキーワードを記載して順位をあげようとする動きが多かったためです。
そのためユーザーとしては検索結果に、知りたい情報が少ない(またはない)サイトが表示され、ユーザー満足度に悪影響が出てきたため、時代とともにmeta keywordsの影響力が下がってきました。
検索エンジンの進化
一番大きな理由は「検索エンジンが進化」し「meta keywordsが不要」になったことです。
・ページコンテンツがどういうものか把握するか?
をGoogleが把握するためのヒントとして meta keywords が用いられていましたが、現在のGoogleはkeywordsがなくても、本文の見出しや文章を理解し、どういうページか判断ができるようになりました。
そのため、悪用される可能性があるヒントを見なくなった、ことが一番の理由です。
meta keywords設定は悪影響
meta keywordsは「なくてもOK」と説明されることも多いですが、そうではなく「あることがデメリット」になります。
ライバルにキーワードがバレる
ページ1つ1つにはターゲットキーワードという「どのキーワード」を狙うか設定しコンテンツを作成していきますが、meta keywordsを記載すると、ライバルが簡単に理解できてしまいます。
ある程度SEOが出来る人であれば、titleや本文の内容を見てターゲットキーワードを推測することは難しくないですが、それでもmeta keywordsとして記載があると初心者でも簡単にまとめられてしまいます。
サイト全体、カテゴリ別、記事別にどういうキーワードを狙っているかのキーワード戦略は簡単に真似されてしまうのでなるべくオープンにしたくないもの。そのため、記載してもメリットがないmeta keywordsは記載しないようにしましょう。
meta keywordsはSEO的にも空が正解!
過去は効果が高く「必ず記載すること」が重要でしたが、検索エンジンの進化とともに不要どころかマイナスとなったmeta keywords。
SEOではこれ以外にも「過去は効果があった」施策が多くあるので、keywordsだけにとどまらず、常に最新の情報を把握したうえで時代にあったSEO施策を実施しましょう。