- アフィリエイトの特単って何?
- 特単はどうやったらもらえる?
アフィリエイターならみんな「特単」に憧れますよね。
でも、「どうやったら特単がもらえるか?」は知らない人が多いかと思います。
アフィリエイトの特単がもらえると副業ブログの売上を大きく伸ばす事ができます。
本記事では「特単の交渉方法」と「特単がもらえる理由」を解説していきます。
特単の仕組みを理解して、売上向上を狙っていきましょう♪
この記事を書いてる人
本業と副業メディア運営の経験を活かして、悩みを解決していきますね。
特単とは
特単とは、アフィリエイトの特別単価のことです。
A8等のアフィリエイトサイトで案件を見た時、
- 1成果あたり5000円
- 購入代金の2%
など記載ありますが、これは「一般向けのアフィリエイト単価」です。
特単の単価とは?
特単の単価は、その名の通り一部特別な人向けなため、大きな金額をもらえます。
案件により大きく変わりますが、自分が経験した例で言うと、
- 美容系商品、5,000円の単価が8,000円(1.6倍)
- 求人系商材、10,000円の単価が40,000円(4倍)
などが実際にありました。
原価率の低い商材や、無形商材のサービス関連は伸び率も大きいです。
逆に原価率が高いもの(主に、元のアフィ率が購入1-2%などのもの)は伸び率は少なめです。
大きな売上を狙うには「特単」が重要
このように、一般単価と特単では大きな差があります。
大きな売上を作るには「特単」を狙った戦略も必要なので、こういう世界があるのだと言うことをまずは頭に入れておきましょう。
特単のゲット方法
特単の魅力が伝わったと思いますので、次は獲得方法を解説します。
特単を得るためには主に以下3つの方法があります。
特単獲得方法①キャンペーン情報
これは誰でも出来る方法です。
アフィリエイトASPに登録しておくと、定期的にASPからキャンペーンでの特単情報が届きます。
- アフィリエイト開始に伴う特単キャンペーン実施
- 「今の時期」伸ばしたいので特単キャンペーン実施
などの理由で、特単情報が届きます。
これは誰でも参加できるので敷居は低いのですが、自分のブログを商材が合わないことがほとんど。
自分のブログに親和性ある案件が来たらラッキーとして、情報をウォッチしましょう。
特単獲得方法②ASPからの連絡待ち
ブログが特定領域で目立つようになってくると、アフィリエイトASPから連絡がきます。
「目立つ」というのは、具体的には「特定ジャンルの主要キーワードでGoogle上位」になることです。
広告主や、それを扱う広告主は「商材を扱ってもらえる媒体(ブログ)」を探しているので、その際目に留まることで連絡がもらえるパターンですね。
連絡をもらえた場合、その商材で「効果がでるだろう」と見られている証拠なので、連絡があった商材はテストしてみると良いかと思います。
特単獲得方法③自分からASPに交渉
方法①②は受け身な方法でしたが、特単獲得は「自分からASPに交渉」が一番です。
なぜなら自分のサイトにはどういうユーザーが訪れているか知っており、「○○の商材なら結果を出せる」が一番分かっているから。
広告主、アフィリエイトASPも商材の売上向上が目的なので、全員ハッピーになれます。
「交渉」って気がひける?
「値段交渉」って一般的にやる機会がないですよね。
スーパーやコンビニで100円の商品を90円にして、とか言ったら「頭おか○い」ですよね。
「交渉」は当たり前
でも、BtoB(企業間)では「料率交渉」は当たり前です。
個人でブログをやっていても、料率交渉はあくまで「ブログ運営者(=企業と同じ)」と「広告主」の交渉です。「料率交渉」が当たり前なんだと思いましょう。
どの企業もやっています。
みなさんと同じ「Amazonアフィ」「楽天アフィ」「求人アフィ」どれを取っても、初回は一般料率と思いますが影響力を持つにつれ「特別単価」の契約を結んでいることが多いです。
「スーパー」と「食品メーカー」の世界でも、「大量に仕入れるから安くして」が当たり前。
このように、「交渉」は当たり前と思うのが第一歩です、「普通なんだ」と思いましょう。
特単の交渉ポイント
では次に「特単交渉」の方法とポイントを解説していきます。
交渉と言うのは相手にもメリットがあって初めて成り立ちます。
その際のポイントは以下5つ、意識していきましょう♪
ブログPV
まずは第一に「ブログPV」が重要です。
どんなに良い人でも、将来の展望が良くても、現在のブログPVが少ないと厳しいです。
具体的に○PVというのはないですが、ニッチな領域でもある程度目立つ数である事が重要です。
狙う商材でのキーワードと順位
PVと合わせて、「その商品を購入/サービス利用するであろうキーワード」での検索順位も重要です。
例えば「エンジニアの求人アフィリエイト」の商材の場合、「エンジニア 給料 不満」などで検索している人は「転職予備軍」であることがあります。
こういったキーワードで上位を取っている場合、エンジニア転職希望者を探している広告主には非常に魅力的です。
このように、その商材を売りたい人に気持ちになって、魅力あるキーワードで上位をとりましょう。
ブログのユーザー属性
ユーザー属性も重要なポイント。
例えば「女性全般向けのサイト」か「ママ向けのサイト」かは大きな違いです。
「ママ」に向けた商材を作っている広告主の場合、前者だと無駄な広告配信が増えるので効率を考えた際に懸念ポイントです。今後のための「認知」を兼ねている場合ではアリですが。
このように、ユーザー属性もニッチであるほど価値があります。
自身のブログユーザー情報が誰か、もアピールポイントと考えましょう。
商材での実績
現時点で「○件成果が出ている」があれば一番強いです。
この数字が大きい場合、「単価悪いなら別の商材メインにする」という交渉材料も使えます。
自分がどれくらい売上に貢献しているか、を適切にアピールしていきましょう。
今後の強化施策
現時点の成果に加え、今後「どれくらい増やす余地があるか」があると良いです。
関連ページ各所に広告枠を追加する、既存の枠をより目立たせる、などの改善でどれくらい成果を伸ばせるかアピールしましょう。
広告主は「利益率」も重要ですが、「売上」最大化をKPIにしていることも多いです。
もちろん度外視な利益率には出来ないので限界はありますが、売上最大化ができるなら、少しの利益は削る判断もあるので、あなたのサイトパフォーマンスで将来性を伝えることが重要です。
特単交渉メールのサンプル
交渉のポイントは上記まとめた通りですが、メールにすると以下のイメージです。
交渉することのマイナスはないので、ある程度可能性が見えたらやってみましょう。
特単交渉メール
特単交渉ですが、以下のような形でOKです。
このまま使ってもらってもOKですし、過不足は追加削除して自由に使ってください。
ご担当者様
いつもお世話になっております。
「ブログ副業の教科書」を運営している「あさひ」と申します。
「{アフィリエイト商材名}の特別単価についてご相談したく、ご連絡させていただきました。
■運営サイト
URL:
https://websidejob.com/
PV:
サイト全体PV、または当該商材を狙うページのPV
ユーザー属性:
ブログを新たに始めたい方に向けたノウハウを提供しているため、ブログ運営に興味がある方・ブログ初心者の方に多く訪問していただいてます。Google Analytics上のユーザー属性ですと、「○○歳台の男性」が特に多いサイトとなります。
■先月の成果発生実績
○○件
月により差はありますが、安定的に○○件程度の成果があります。
また、直近サイトトラフィック向上により、さらなる増加も見込めます。
■成果発生ページ
主な成果発生ページは以下となります。
https://websidejob.com/○○○/
■集客キーワード
「○○」や「○○ ○○」のキーワードでGoogle検索○位を獲得しております。
関連キーワードでの順位も上昇傾向のため、さらなる増加が見込めます。
■今後の展開
現在の成果発生ページ以外にも、「アフィリエイト商材」に親和性が高いであろうページがあります。
特別単価のほうをいただけましたら、上記ページへの掲載追加や、さらなる獲得のために「○○ ○○」などの記事作成により、新規トラフィック獲得も検討したく思っております。
ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
特単交渉の注意
特単交渉は誰でも出来るのですが、1点以下は注意しましょう。
商標キーワードでは特単は狙わない
商標キーワードというのは「商品・サービスの名前」ですね。
例えば「コシヒカリ」や「ビズリーチ」など。
これらのキーワードは「広告主(メーカー/サービス提供者)」が1位を取りたいキーワードなので、ライバル関係になってしまうのですよね。
それでも1位を取ると影響力があるので、無理すれば特単交渉はできると思いますが、正直心象は良くないです。今後も広告費をもらうクライアントになるので、「商標キーワード」で特単キーワードを狙いにいくのは可能性が低いのでおすすめしません。
特単を狙わない場合は、公式に勝っているからと言ってアフィ停止になることは少ないので、商標キーワードで上位をとっていくのは全然ありですね。
なぜ特単が出るか?
特単の魅力や獲得方法は十分伝わったでしょうか。
最後に「なぜ特単が獲得できるか?」を解説しますね。
基本的に「特単」はアフィリエイターの「手取り」が増えるため、「ASP」「広告主」の利益は減ります。
それでも特単が出るのは大きく以下が理由です。
理由①「ASP」が利益を削ってでも媒体を囲いたい
アフィリエイトの仕組みはざっくり以下です。
- 広告主:1件成果でたら、ASPに100円あげる
- ASP:アフィリエイターに対し、1件成果出たら70円あげる(自社利益は1件30円)
- アフィリエイター:1件の成果に対し70円もらえる
こんな感じです。
当たり前ですが、ASPも利益を取っています。
この時、大きく成果を上げるアフィリエイターがいると、外に逃したくありません。
そうならないよう、特単(例えば1件に対し80円)というメリットを提供することで、自社に囲い込みをします。
外に逃げるとは?
具体的には「①もっと料率良いASPに移動する」「②広告主と直接契約する」です。
正直②を考えるレベルになるとASPはどうしようもないと思います。
ただ①の場合、他に取られるくらいなら、利益率が減っても自社にいてくれた方がお得です。
どんなに利益を削ったとしても「黒字」なことは間違いことないため。
理由②「広告主」が利益より売上を伸ばしたい
広告主次第になりますが、利益より「売上」自体を大きくしたいというフェーズはあります。
「商品の認知を取りたい」「サービスの利用者数」を伸ばしたい時ですね。
こういう時、広告主は「プロモーションコスト」として割り切って広告配信することも珍しくないので、赤字レベルな特単をもらえることもあります。
もちろん、最終的にはお互い黒字でないと良い関係が作れないのでやりすぎはオススメしませんが、これらの状況を踏まえ、「適切な交渉」を検討していきましょう。
実績を作って、お互いwin-winの提案をしよう
特単の仕組みや交渉方法は理解できましたでしょうか。
アフィリエイトをやる以上、広告主、ASP、媒体は仲良い関係を作ることが重要です。
一時的に相手に無茶を言ってもらう特単は長続きしませんが、相手にもメリットがある提案ができれば長い間win-winの関係が作れます。
自分のブログでも特単が狙える商材があるかも、と思ったら是非一度試してみてください。
複数ASPに登録してない人はいますぐ登録
以下のため、複数登録が必須です。
- アフィリエイト単価はそもそもASPで差がある(良い条件のキャンペーンを利用)
- 交渉時「他ASPへの移動」も1つのカードなので、把握しておく必要あり
登録していない人は登録しておきましょう♪
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